見積作業の世代交代が実現!業務の標準化で作業スピードUP
Usage example
導入事例

見積作業の世代交代が実現!業務の標準化で作業スピードUP
社名
株式会社今野製作所様
業種
油圧ジャッキ設計製作、板金加工
従業員
37名(2024年12月現在)
所在地
東京都
匠フォース導入の
Before/After
BEFORE
紙ベースの見積作業による属人化と技術継承の停滞
事業特性上、見積作業の負担が大きく、業務の属人化が課題となっていた。長年の経験を持つベテラン社員が、紙の図面をもとに手作業で見積を作成していたため、知識の継承が難しく、業務の標準化が進んでいなかった。また、過去の見積情報の管理が煩雑であり、リピート案件の対応にも時間を要していた。図面や見積履歴が紙ベースで保管されていたため、必要な情報を探すだけでも手間がかかり、業務の停滞を引き起こしていた。

AFTER
70代から30代への技術承継が実現!見積業務の標準化と効率化を達成
見積作業の属人化が解消され、業務の標準化が進んだ。特に、図面と見積データが一元管理され、過去の見積履歴を素早く検索できるようになったことで、リピート案件への対応スピードが向上。
さらに、見積業務をベテラン社員1名が単独で担当する体制から、若手2名とベテランの3名体制へと変更。毎朝朝礼を行い、匠フォースに登録された図面をもとに見積を作成し、ベテランが最終チェックを行う体制を確立した。この取り組みにより、見積作業のナレッジが共有され、業務の標準化が一気に進んだ。
紙ベースの見積業務が属人化を引き起こしていた
今野製作所様は、油圧ジャッキや重量物搬送機器の製造を行うメーカー事業や、理化学研究分野向けの板金加工事業、パンチングチューブを製作するストレーナー事業などを多角展開する企業である。特に板金加工においては、受注設計生産を基本とし、1点ものや小ロットの特注品の製造を行っている。
以前は、ベテラン社員がほぼ1人で見積作業を担当していた。図面を確認し、手作業で加工時間や材料費を計算しながら見積を作成していたため、業務の属人化が進んでいた。
今野社長「以前は紙の図面を見ながら、加工時間や材料費を計算し、それを手作業で記録していました。見積作業は経験に依存しており、特定の社員しかできない状態でした」
さらに、過去の見積履歴を検索するのが難しく、リピート案件でもイチから見積を作成し直さなければならなかった。この非効率的な作業フローが、業務の停滞を引き起こしていた。
導入後、見積作成時間が劇的に短縮!業務負担が軽減
導入後、見積作成のスピードが大幅に向上した。以前は、1件の見積作成に倍以上の時間を要していたが、現在ではシステム上で必要なパラメーター(外径、長さ、板厚、穴の情報など)を入力すれば、が自動されるようになった。
今野社長「以前は、図面を一つずつ見ながら加工時間を計算していましたが、匠フォースでは寸法を入力すれば自動で原価が積算されるので、作業時間が大幅に削減されました。」
また、見積履歴の検索機能も向上し、過去の案件の情報を即座に参照できるようになったことで、リピート案件の対応スピードが向上。見積業務がよりスムーズになり、社内の生産性も向上したという。
多くの部門と連携し業務全体のデジタル化へ
今野製作所様の業務は大幅に効率化された今、さらなる機能拡充への期待もある。
今野社長「類似図面検索機能は非常に便利ですが、過去の見積結果や受注状況が組み合わせて表示されると、より戦略的な見積ができるようになります。また、実際の製造実績と見積の差異を分析できれば、価格設定の最適化にもつながるでしょう」
さらに、見積情報の共有化も重要なポイントとなる。
現在は匠フォースを活用して社内で見積情報を共有できることで、営業や生産管理の担当者もリアルタイムで情報を確認できるため、業務の透明性が向上。今後は、さらに多くの部門と連携し、業務全体のデジタル化を推進していきたい思いがある。
今後も、匠フォースを活用しながら、さらなる業務改善に取り組んでいく考えだ。

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