見積業務を委譲し会社の未来を創る活動にシフト!
導入事例

見積業務を委譲し会社の未来を創る活動にシフト!
社名
株式会社フクネツ様
業種
金属熱処理及び機械研削加工
従業員
111名
所在地
福岡県
匠フォース導入の
Before/After
BEFORE
BEFORE
見積業務の属人化と価格のバラつきが課題
見積業務が一人の社員に集中し、業務停滞の危機感があった。見積基準のバラつきが発生し、特に研削加工の基準が不明確だった。過去実績の検索に時間がかかり、お客様への迅速な回答も困難な状況だった。

AFTER
AFTER
年間166時間以上の業務時間を削減し、見積のスピードと正確性が劇的に向上
匠フォース上に「フクネツ基準」を確立し、最も課題であった研削加工の見積のバラつきを解消。PDF図面とデータが紐づくため、膨大なファイル検索の負荷がゼロとなり、お客様に対する見積回答のスピードと正確性が劇的に向上した。
また、「図面を読み解く力」が底上げされた社員もおり、全社を跨いで高精度な見積作成が可能になった。
最終的には、見積業務を委譲したことで、ベテラン社員の時間を、地域貢献・出張授業・次世代育成といった「未来を創る活動」にシフトできるようになっている。
強みである「全工程一貫体制」が招いた、見積業務の属人化と業務停滞
株式会社フクネツ様は、金属部品の熱処理から研削仕上げまでを一貫して対応する、九州でも珍しい独自のサプライチェーンを構築している。
全工程一貫体制は、同社の揺るぎない強みである一方で、工程が増えるほど前提条件が相互に影響するため、見積業務の難易度を高める一つの要因となっていた。
結果として、特定の熟練担当者に見積業務が集中する「属人化状態」が生み出されてしまった。
ー高盛 様(営業部 部長)
「私が休むと仕事が止まる。という組織的な危機感を感じていました。加えて、出張終わりにオフィスに行くと ”机の上にドサっと置かれた見積依頼の山" があるという状態もなんとかしたいと思っていました。」
ー吉田 様(営業部 課長)
「それに、研削加工の見積基準が不明確であったため、過去実績によって価格に大きなバラつきが生じていました。また、アナログな過去案件の検索や手書きでの金額回答は、お客様との認識違いのリスクを生んでいました。」

「見積システム?なにそれ?」からの衝撃と感動
こうした状況を打破する転機は、思いがけない形で訪れた。
製造部の今林様が工作機械の視察目的でJIMTOF(日本国際工作機械見本市)に参加した際、偶然「図面を読み込むだけで見積が出せる」という匠フォースのブースを通りかかった。
当時のフクネツ様には「見積をシステム化する」という発想自体がなかったため、今林様は「工作機械よりも、すごいものを見つけた!」と興奮そのままに、社内に持ち帰って報告をしてくださったのだ。
ー永島 様(代表取締役社長)
「世間ではシステム化、デジタル化が進む一方で、弊社の見積業務や生産管理業務は暗黙知のかたまりであり、担当者が休むと仕事が止まる属人的な状況でした。何とかしなければならないという課題感を持っており、匠フォースの話を聞いた時、今が変わるタイミングだと思ったんです。
属人化が解消できる、担当者が変わっても見積がデータとして残っていく、という点に魅力を感じ、『導入を進めよう』と判断しました。」
ー今林 様(製造部):
「そこからはあっという間でした。匠フォースのカスタマーサクセスの方が丁寧に打ち合わせをしてくれましたし、導入コストも現実的でした。そのため、約3ヶ月という短期間で現場実装を実現し、課題解決へ大きく舵を切ることができました。」

年間166時間短縮!見積価格のバラつき解消と「フクネツ基準」の確立
匠フォースの導入は、フクネツ様の見積業務に劇的な変化をもたらした。
ー吉田 様(営業部 課長):
「まず、見積作成のスピードが圧倒的に上がりました。
PDFを読み込み、寸法や加工条件を入力すると、マスタに設定した単価が反映され、見積計算が瞬時に完了します。」
これにより、2,000件超/年の見積対応から最低でも166時間/年の業務時間創出という定量的成果が実現した。
さらに、図面と見積をデータとして紐づけて管理できるようになったことで、膨大なファイルの中から過去案件を探す負荷もゼロに。
また、正確性の向上も特筆すべき成果である。
図面に手書きで金額や処理内容を書き込んでいた頃は、お客様との間で認識違いが起きやすい状態だったが、今は備考欄に見積の前提条件や注意事項をデジタルで誰でも残せるようになった。
これにより、高盛様と吉田様の間で行われていた見積確認のやりとりも圧倒的に少なくなり、確認・応答の工数が大幅に削減されている。
業務効率化で生まれた時間で「会社の未来を創る活動へシフト」
高盛様は、見積業務から解放されたことで生まれた貴重な時間で「地元学校への出張授業」や「取引先向けの勉強会」といった、会社の未来を創る活動へとシフトしている。
ー高盛 様(営業部 部長):
「一番は、地域への恩返しと会社のファンづくりに力を入れています。出張授業を通して、若い世代にものづくりの面白さを伝え、『地元に戻ったらフクネツにおいで』と声をかけています。
加えて、お客様向けの勉強会も始めました。その結果、お客様自身の理解が深まり、ご発注時、それから納品後のコミュニケーションがとてもスムーズになり、クレームに至るような案件もほとんど無くなったんです。取引先との信頼関係が作れたのは、まさにDXの副産物だと思います。」
永島 様(代表取締役社長)は、匠フォースに蓄積された経験知をAIがさらに進化させ、工程設計の相棒とする未来を志向している。 人とAIが協働し、受注から原価までデータが一気通貫で繋がる次なるDXステージへ向かっていく。

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見積基準のバラつき、ベテラン依存による業務停滞。このジレンマをフクネツ様はいかに打破したのか? 見積DXの導入により、高精度な「フクネツ基準」が確立された舞台裏に迫ります。


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